世界の窓事情、日本の窓事情

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世界トップレベルの「ものづくり」大国である日本。
日本は優れた工業技術を持っており、
私たち日本人は、超一流の工業製品に囲まれて生活してます。

(但し、窓を除く。)

 

実は、窓に限っては、世界と比べ非常にレベルの低い状況が続いてきました。
それを物語るひとつの例として、
各国の窓の断熱性の最低基準を見てみましょう。

窓の断熱性能は、「熱貫流率」という指標で比較します。
U値とも言い、単位はW/m2(平方メートル)・Kです。
1m2当たり、かつ1時間当たりに通す熱量を表し、
小さいほど熱の出入りが少なく高性能であることを意味します。
多くの国では窓の重要性がよく認識されており、U値に関して最低基準を設けています。
U値は低ければ低いほど、断熱性能が高い事を表します。

・フィンランド …… 1.0
・ドイツ …… 1.3
・デンマーク …… 1.5
・チェコ …… 1.7
・オーストリア …… 1.7(住宅は1.4)
・イギリス …… 1.8
・ハンガリー …… 2.0
・フランス …… 2.6(住宅は2.1)
・イタリア …… 2.0-4.6
・スペイン …… 2.1-2.8

上記の数値は、各国で定められている「最低基準」です。

「ヨーロッパは省エネや断熱の基準が厳しすぎる!」と思われるかもしれませんが、
実はお隣の韓国ですら、
最低基準が2.7、推奨基準が1.6となっています。
さらには中国ですら、2015年からは2.0まで厳格化されています。

では、日本の最低基準はいくつか?

日本には、いまのところ、最低基準はありません!!!

これだけで、日本の窓事情が、世界に比べ遅れていることが分かりますよね。

ちなみに、日本の住宅で一般的な
アルミサッシに単板ガラスという組合せの熱貫流率は、「6.0-6.5」です。
日本の住宅のおよそ8割が、この6.0以上という非常に低い断熱レベルの窓ということです。

現在の日本における、窓の断熱性能を表す基準である「省エネ建材等級基準」では、
最高でも2.33、最低4.65という、他国とは比べ物にならないレベルとなっています。
最高レベルが、中国や韓国の最低レベルと同等程度です。

とはいえ、日本の窓メーカーもこのまま黙っているわけではありません。
国の基準を大幅に超える、U値1.0W/㎡・K前後の世界レベルの窓・サッシが誕生してきています。
リフォーム用の製品でも、熱貫流率の低い樹脂製を使用した内窓LIXILの「インプラス」や、
熱貫流率1.0W/㎡・Kという日本板硝子の「真空ガラス スペーシアクール」など、
優れた製品が出てきています。

中村建硝がおすすめしている内窓の組合せ、
【「インプラス」のガラスを「スペーシア」】という組合せなら、
世界レベルの断熱効果が期待できます!

現在、日本においては、国の基準には頼れない状況です。
世界の基準を知り、お住まいの窓を、世界レベルまで高めましょう!