熱貫流率ってなに??
桜も咲き始め、日中の日差しも少しずつ強くなってきました。
天気の良い日に車を運転していると、
太陽の日差しが「暖かい」を通り越して、
「暑い」と感じる時もあるほどです。
寒さがやっと和らいだかと思えば、
あっというまに暑い季節がやってきます。
さて、当サイトでも随所に出てくる
「熱貫流率」という言葉、ご存知でしょうか?
お住まいのエコにとって、
非常に重要なキーワードとなっています。
どういったものかといいますと、
壁や窓などの各部位で、
両側(内と外)の気温が異なるときに、
暖かい側から冷たい側に向けて、
熱が壁や窓などを通過します。
ガラスの内外の温度差が1℃あったときに、
1時間当たり、ガラス1㎡を通過する熱量を
ワットで表したものが「熱貫流率(U値)」で、
数値が小さいほど、断熱性に優れていることを表します。
単位は「W/㎡・K」で、
「ワット・パー・ヘイベイ・ケルビン」と読みます。
日本の住宅に最も多い、一般的な窓は、
【アルミサッシ】に【単板ガラス】です。
これが実は非常に熱貫流率が高い組み合わせで、
およそ6.0~6.5と言われております。
諸外国の定める最低基準が2.0前後であるのと比べると、
非常に熱効率の悪い窓と言えるでしょう。
熱貫流率が高い窓は、
夏には暑い外気がビンビンと室内に入り、
エアコンをガンガンかけても効きが悪くなります。
冬には暖房をガンガンかけても、
どんどん外に暖気が逃げていきますから、
暖房効率が悪くなります。
いまどきのエコなお住まいを目指す上では、
高性能の冷暖房器具などを揃えるのもよろしいですが、
窓事情をしっかりと見直し、
熱貫流率の低い「エコな窓」を選ぶことが大切なのです。
当社で取り扱いのあります
LIXILの内窓「インプラス」や
日本板硝子の「真空ガラス スペーシア」は、
非常に優れた熱貫流率を誇る製品です!
ぜひご検討くださいませ!