梅雨の結露にご用心!
初夏のすがすがしい季節もあっというまに過ぎ去り、
間もなく日本の憂鬱、梅雨がやってきます。
じめじめ、どんより、としたこの季節は、
恵みの雨とはわかっていても、
ちょっと気分が上がりませんよね。
気象庁のデータによると、
関東地方の平年の梅雨入りは6月8日ごろです。
今年もおそらく平年通りという予想となっておりますから、
6月上旬には梅雨入りしそうな気配です。
さて、梅雨といえば、湿気が一番の問題ですが、
実は近年では、冷房機器の使用によって室内の気温が低下し、
外気と温度差ができるために、
この時期であっても窓が結露することが多くなりました。
この結露を放っておくと、さまざまな問題が発生します。
・壁やカーテンなどにシミやカビが発生する
・湿度を好むダニが繁殖し、喘息などを発症する
・柱や土台などの木材が腐食し、お住まいの寿命が縮む
窓ガラスの結露を防ぐポイントは、
窓の断熱性を高めることです。
つまり、外気の影響を受けにくい窓ガラスに交換する、
あるいは、内窓を設置するといった方法が最適です。
中村建硝で取り扱っております、
日本板硝子の「真空ガラス スペーシア」への交換や、
LIXILの内窓、「インプラス」の設置がおススメです。
窓と同じ開口部として、玄関ドアも忘れてはならない場所です。
20年ぐらい前までの戸建てのドアは、断熱材が入っていないただのアルミ製ドアがほとんどでした。
窓と合わせて、玄関ドアの断熱アップもすれば開口部は完璧!
窓ガラスの交換や内窓設置以外にも、
梅雨時期の結露対策としては、
水回りの湿気の発生源を把握し、こまめに換気を行うこと。
また、除湿機や扇風機で空気の巡りを良くすることも効果的です。
ただし、換気のためといって窓を開放し、
それによって逆に室内の湿度が上がってしまうこともありますので
湿度の高い日の換気にはエアコンや除湿器を活用しましょう。
今年の梅雨は長い、との噂もあります。
上手に結露対策をしながら、憂鬱な梅雨を乗り切りましょう!