二重窓のガラスの種類(単板ガラス編)

窓をリフォームする場合に既存の窓を取り換えるとなると窓ガラスやサッシを取り換えるために周囲の壁を解体しなければならないケースもあるのでその分工期が長くなったり工事費がかさんでしまいがちです。しかし二重窓を設置する場合は部屋に内窓を設置するだけなので短時間で工事が終わりますし工事費も安く済ませることが出来ます。

ここで二重窓を設置する際に重要なのが内窓にどんな窓ガラスを設置するかです。窓ガラスは一般的な単板ガラスから特殊加工された複層ガラスなど様々な種類があり性能も大きく違ってきます。今回は比較的安価に取り付け工事が出来る単板ガラスの種類とそれらの性能についてご紹介します。

単板ガラス(シングルガラス)について

単板ガラスはその名の通り一枚板のガラスで昔から住宅に使用されているごく一般的なガラスのことを指します。単板ガラスの種類はスタンダードな透明の物や凹凸面が付いていて不透明になっている物など様々ですが窓ガラスとしての性能はどれもほとんど一緒です。二重窓のリフォームの際に内窓を単板ガラスにすれば費用も安く済ませられるのでとにかくリフォームの費用を抑えたいという方にはピッタリです。

ただし単板ガラスを二重窓に使用するとただ単純に窓ガラスを2枚に増やしただけなので断熱性能や防犯効果はそこまで変わらないかもしれません。二重窓を設置することでエアコンの電気代を抑えたり防音・防犯効果を上げたい方は単板ガラスではなく複層ガラスを選択することをおすすめします。

単板ガラスの種類と性能

単板透明ガラス

単板透明ガラスは特殊加工が一切されていないシンプルなガラスなのでリフォームに利用しても安く済ませられます。単板透明ガラスの厚さは3ミリ、5ミリ、6ミリと3種類あって厚いガラスの方が高価ですが防音性能が高まります。ただし性能面では弱くなってしまうので二重窓を設置して断熱効果を上げたり騒音防止をしたい方にとっては不十分かもしれません。

単板型ガラス

単板型ガラスは単板透明ガラスと同じ材質のガラスですが片側の表面が凹凸になっていて半透明なのでガラス越しに向こう側が見えない仕組みになっています。単板型ガラスは視界を遮ることが出来ますので脱衣所やトイレなどの部屋の中を覗かれたくない場所の窓に最適です。単板型ガラスの厚みは4ミリの物だけが出回っています。

単板和紙調ガラス

単板和紙調ガラスは単板透明ガラスとほとんど同じ様な作りになっていますが片側に和紙の様なデザインが施されたフィルムが貼ってあるため和室の窓に適しています。厚さは3ミリと5ミリの2通りあって和紙調のフィルムは平らなのでそのまま拭き掃除が出来ます。

単板防犯合わせガラス

単板防犯合わせガラスは2枚のガラスの間にフィルムが挟んである特殊加工されたガラスです。フィルムは衝撃が加えられても割れないような頑丈な材質なので防犯対策のリフォームに最適です。また内部のフィルムは紫外線カット率が99.9%なので紫外線対策としても向いています。フィルムの効果で紫外線を99%以上カットします。

単板ガラスは安い分性能もそこそこ

いかがでしたでしょうか。単板ガラスは安いのでリフォームの費用を限りなく抑えたい場合には適していますが、二重窓の性能としては今一つなのでせっかく二重窓を取り付けても物足りなさを感じてしまうかもしれません。特に気温差の激しく、防音・防犯を気にしがちな1階のリビングのリフォームは単板ガラスではなく費用がかかってでも特殊加工された複層ガラスが好ましいかもしれません。リフォームの際は是非気を付けてみて下さい。