内窓の防音性能:うるさい騒音・生活音は防げるか!?

皆さんは私生活の中で騒音に悩まされていますか?騒音は外で自動車や人が通過する時の音や工事現場での重機の作業音、マンション・アパートの上階あるいは隣から聞こえて来る生活音など様々な種類が考えられます。一時的なものや小さな音なら気にしなければいいだけの話ですが、騒々しい程に大きな騒音は生活の障害にもなるので社会問題の一つとなっています。

そんな騒音を防ぐための方法として内窓の設置がおすすめです。では内窓による防音性能とは一体どれだけの効果があるのでしょうか?今回はそんな防音対策としての内窓の性能についてご紹介します。

 

騒音を数値化するとこうなる

騒音には様々な種類がありますが私達が私生活で耳にする可能性があると思われる騒音を数値化すると以下のようになります。

デシベルによる騒音レベル分け

db(デシベル) 参考例
140  ジェットエンジンの音
120  バイク加速時1mの距離
100  車のクラクション、電車の高架下
80  地下鉄内、繁華街
60  デパート内
40  閑静な住宅街
20  ささやき声

騒音を数値化するためにはデシベル(db)という単位を使用します。40db以下の夜間の住宅地から聞こえる音やささやき声は静かな音に分類されるのであまり気になりません。60db程度になると人の会話やオフィスでの作業音が該当し少し耳につく音になります。80dbは地下鉄の構内や繁華街の音が該当するので騒音と呼ばれるレベルに達します。100dbになると電車の通過音や車のクラクションを間近で聞いていることになるのでかなりうるさい騒音に値します。

それ以上の数値になるとジェット機のエンジン音など普段では耳にしない音になります。もしそれらを音を長時間耳にした場合聴覚異常を引き起こしてしまう恐れがあります。

遮音性能の等級

db(デシベル) 30 40 50 60 70
感覚 静か  日常的な環境 うるさい
等級  ←ーーーーーーーーーーーーーT-1(25)

←ーーーーーーーーーーーーーーーーーーT-2(30)

←ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーT-3(35)

←ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーT-4(40)

こちらは遮音性能の等級を現した表です。防音性能を持つ資材を導入する事でどれだけの防音効果を期待できるかを等級によって区別することが出来ます。

内窓は一番下にあるT-4に値すると言われています。そのため世間的にうるさいとされる騒音も内窓を設置すればかなり静かな環境に替えることが出来ます。

 

騒音による悩み

私生活で耳にする騒音とはどのような物が挙げられるのでしょうか?

他所の子供の足音

団地やマンションなどの家族向けの集合住宅に住んでいると隣もしくは上下階に小さな子供が住んでいる事が考えられます。その場合小さな子供から発せられる足音が騒音になってしまう可能性が高いです。

足音自体は誰でも発しています。しかし大人は室内で移動する時はゆっくりなので体重が重いにも拘らずそこまで大きい足音は出ません。逆に小さい子供は体重が軽いですが室内で遊ぶ際に飛んだり跳ねたりしてしまいます。あるいは子供特有の足に力を入れた歩き方でも大きい足音が生じることもあります。住宅の構造によっても左右されますがこのような子供の足音は騒音問題としてよく挙げられてしまいます。

子供の足音は床を伝って天井から聞こえてきます。そのため上階に小さな子供が住んでいる場合足音が聞こえやすい傾向にあります。またこの騒音の厄介な点は本人が無自覚であることです。

騒音の張本人である小さな子供はただ単に自宅で遊んでいるだけですし、自分の足音ましてや別の部屋の住人への配慮など出来るわけが無いので注意することも出来ません。もし注意したとしても両親に自覚がない場合対策は施してもらえないですし、場合によっては近所付き合いが気まずくなってしまう事もあります。

ペットの鳴き声

騒音を発するのは人間だけとは限りません。近隣に住んでいるペットが発する鳴き声も騒音になる可能性が非常に高いです。主に鳴き声が気になるペットは犬と猫です。最近は室内・屋外どちらにもペットが飼育されています。

ペットの鳴き声は人間の話し声よりもよく通ります。そのため壁を隔てていたり遠くにいたとしても聞こえてくることがあります。実際にペットの鳴き声は飼い主の躾によって抑えることは出来ます。そのためペットの鳴き声が騒音と思える位うっとおしいのであれば苦情を入れることも出来るでしょう。しかしいくら躾をしていても鳴き声を完全に無くすことは難しいです。それに近所で飼われているペットだけでなく散歩で家の目の前を通ったペットが鳴き声を発する可能性も十分あります。

ペットの鳴き声に悩まされない方法としてペット不可の住宅に住むという方法があります。騒音の原因であるペットの存在を絶ってしまえば鳴き声は聞こえません。しかしペット不可の住宅は必ずしもずっとペット不可のままでいるとは限りません。大家さんや管理人の権限で空き室を埋めるために後からペットを飼育可能に変更してしまう可能性もあります。

ペットの鳴き声は相手が人間ではないという点がとても厄介な騒音です。

道路族

道路族は騒音問題として頻繁に取り上げられている存在です。道路族は公道で何らかの形で騒音を発する人々全てを意味します。そのため道路族とは自宅の近辺を往来する人全てが対象となる可能性があります。

道路族とは公道で遊ぶ子供から長時間立ち話を続ける親まで幅広い層が対象となります。子供の場合道路を走り回ったり、ボールやおもちゃを使って大きな音が出る様な遊びをすると騒音になってしまいます。笑い声も騒音になり兼ねません。大人の場合、子供と違って非常に大きな騒音を出すことは少ないですが立ち話などで長時間に渡って騒音を出し続けることがあります。

これらの厄介な点は対象者のほとんどが無自覚であることです。遊んでいる子供にしろ立ち話をしている親にしろ自分が騒音を発しているという意識は持っていません。そのため近隣の住人が騒音に悩まされていても平気で騒音を出し続けます

 

防音対策として内窓を取り付ける

私達の生活を脅かす騒音は様々な種類があります。しかしリフォームを施すことで外部の騒音を抑えることは可能です。数ある防音リフォームの中でも人気が高いのが内窓を設置するリフォームです。何故ならば騒音が室内に侵入して来るルートは屋根・壁・排気口などたくさんありますが、最も多く割合を占める侵入経路はだからです。

外で発せられた騒音は空気に乗って壁や窓を伝って室内に侵入します。壁は厚みがあって断熱材なども含まれているので大きな音でも侵入を防いでくれます。しかし窓は1㎝弱の窓ガラス1枚が貼られているだけなので圧倒的に薄いです。しかもサッシにはわずかながら隙間が出来ているので音漏れも生じてしまいます。

そこで窓から侵入して来る騒音を防ぐ方法として内窓の設置をおすすめします。内窓とは既存の窓枠の内側にもう一枚窓を取り付けることで「二重窓」「二重サッシ」と呼ばれることもあります。内窓を設置すると窓が二重構造になるので間に中空層が生まれます。外部の騒音が侵入して来ても中空層で反射して消えてしまうので室内まで騒音が届く事はありません。そのため内窓は防音対策として非常に効果的なリフォームであると言われています。

ガラス交換よりも内窓設置が有効

それ以外にもガラスを防音性能に優れた製品に取り換えるという方法もあります。しかしそれよりも内窓の方が大きな防音効果を得られる可能性が非常に高いです。何故ならばガラスを交換した場合サッシはそのままになってしまうからです。従来のサッシはアルミで出来ており、アルミは音を共鳴しやすい素材と言われています。また防音ガラスによってガラス面に防音機能が搭載されたとしてもサッシの隙間からは相変わらず音が漏れてしまいます。

そのため窓から侵入して来る全ての騒音を中空層によって一挙に防音してくれる内窓の方が防音機能に優れているという事になります。

 

内窓による防音効果の数値(デシベル)

内窓は防音対策のリフォームとしてとても人気があります。では実際にどれくらいの防音効果を期待出来るのでしょうか?

内窓を設置する事で40dbもの騒音をカットすることが出来ます。これを例えるならば自宅周辺で「80db=繁華街の雑音」の騒音が鳴っていた場合に「40db=閑静な住宅街」まで騒音を静かにすることが出来ます。そのため私生活で耳にする大抵の騒音は内窓によって静かな環境にまで抑えることが出来ます。

ただし必ずしも40dbの騒音がカット出来るわけではありません。内窓の取扱説明書にはよく「当社が実験した環境において40dbの防音が可能」と記載されています。そのため内窓を取り付ける際に中空層の距離が理想より狭かったり、既存の窓枠に隙間が出来ていて本来よりも音漏れが激しい状況に合った場合は40dbの防音効果が得られない可能性があります。

 

中村建硝の取扱商品:インプラスとプラマードUの防音性能

中村建硝では「インプラス」「プラマードU」の2つの内窓製品を取り扱っています。

インプラス

インプラスはLIXILによって発売された内窓商品です。社内試験によってT-4等級の防音性能を記録しているので一般的に騒音と呼ばれる70dbを静かな環境とされている30dbにまで落とすことが出来ます。

プラマードU

プラマードUはYKK APから発売されている内窓商品です。こちらもインプラスと同レベルの防音性能を期待できます。尚且つプラマードUは施工が簡単で1か所につき1時間の作業で終わることを謳い文句にしています。

 

内窓は費用が安く作業時間も短い

防音性能に大きな期待が持てる内窓ですが、他のリフォームに比べて施工費用が安く作業時間も短いことで知られています。

内窓のリフォーム作業は既存の窓枠に新たな内窓をはめ込むだけです。そのためリフォームの際に生じる「何かを取り外す・解体する」という作業がありません。

中村建硝で取り扱っているインプラス・プラマードUならば1か所につき1時間前後の作業時間で取り付けることが出来ます。

内窓はメーカー価格で1m四方につき約4万円で販売されていますがそこから割引や施工費などが加わりますので取り扱い業者によって若干の誤差が生じます。中村建硝では下記のフォームにて見積もりを算出することが出来ます。

プラマードUの見積もりフォーム

まとめ

内窓は40dbもの騒音の侵入を防いでくれるので防音対策としては申し分無い効果を発揮します。また防音だけでなく断熱・遮熱・防犯などにも期待が持てるので興味を持った方は是非一度中村建硝までお問合せ下さい。