複層ガラスとペアガラスの違いとは?中村建硝の取り扱い商品はどっち??

複層ガラスは特殊な構造によって高い性能を発揮し、尚且つ取り付け工事も簡単なので窓のリフォーム時に人気の高い製品です。しかし現在ネットで検索すると「ペアガラス」という似た雰囲気を持つワードもよく目にします。では複層ガラスとペアガラスの違いは何なのでしょうか?また中村建硝で取り扱っている窓はどちらに該当するのでしょうか?今回は複層ガラスとペアガラスの違いについてご紹介します。

ペアガラスと複層ガラスの違い

複層ガラスあるいはペアガラスと呼ばれる製品は2枚の単板ガラスの間に中空層が封入された状態で1枚のガラスとなっている特殊な構造の窓ガラスを指します。使用されている素材や細かい構造は製品によって異なりますが基本的な構造は複層ガラスもペアガラスも同じです。

複層ガラスは総称、ペアガラスは商標登録

では複層ガラスとペアガラスの違いは何なのでしょうか?実は複層ガラスは総称で、ペアガラスは「AGC旭硝子」の商標登録となっています。そのためAGC旭硝子から販売されている複層ガラスだけがペアガラスに該当します。ペアガラスという名称は昭和44年5月30日から開始しています。

ただしペアガラスという呼び方もかなり浸透しているので他サイトでは別のメーカーの製品もペアガラスと呼ぶこともあります。AGC旭硝子から販売されているペアガラスは「サンバランス」と呼ばれるシリーズが人気商品となっています。

AGC旭硝子のペアガラス「サンバランス」はこちら

https://www.asahiglassplaza.net/products/

複層ガラスの様々な種類

複層ガラスはペアガラスを含む製品の総称なので様々なメーカーから販売されています。基本的な構造は従来の単板ガラス(3ミリ)2枚と乾燥空気が入った中空層によって構成されています。複層ガラスは断熱・遮熱・結露防止・防音・防犯などの多くの効果を期待できますが、最近ではそれぞれの機能に特化した複層ガラスを設置することが主流となっています。

例えば中空層にアルゴンガスや真空層が含まれている複層ガラスは断熱・結露防止など室温をキープする効果があります。またLow-e膜と呼ばれる特殊な金属膜が貼られている複層ガラスは外の日差しや紫外線の侵入を防いでくれるので夏場でも室温の上昇を防いでくれます。さらに厚みのあるガラスを使用している複層ガラスは防音性能に特化しており、防犯用の金属膜が貼られている製品は泥棒によるガラス破りを防いでくれます。

その他の名称(二重窓、二重サッシなど)について

複層ガラスとペアガラスは同じ製品ですが、ネットで検索すると他にも二重窓、二重サッシなどの似た様な名称も見つかります。ただしこれらは全く違う製品となります。二重窓と二重サッシは窓ガラスではなく窓が二つ重なっている状態をいいます。主に「内窓」と呼ばれる製品を後付けして窓を二重にします。

内窓とは既存の窓枠の内側に新たな窓枠を追加する事を意味します。窓を二重構造にすることで断熱・遮熱・結露防止・防音・防犯などの多くの効果を得られます。(中村建硝では両方を取り扱っています)

中村建硝で取り扱っている商品はどっち?

複層ガラスのことをペアガラスと呼ぶこともありますが中村建硝で取り扱っている製品はどちらに当たるのでしょうか?

中村建硝は真空ガラス(複層ガラス)を使用している

中村建硝で取り扱っている商品は複層ガラス「スペーシア」と「クリアFit」です。これらはいわゆる真空ガラスと呼ばれる製品で日本板硝子(株)から販売されています。ペアガラスに該当するAGC旭硝子の製品は取り扱っていません。

真空ガラスは高断熱!

真空ガラス「スペーシア」と「クリアFit」はともにトップクラスの断熱性能を誇るので冬場の防寒対策として大いに期待が持てます。その他にも夏の日差しを遮る遮熱性能に特化した「スペーシアクール」という製品も取り扱っています。また真空ガラスはその他の複層ガラスよりも薄くて軽いので窓の開閉が楽になるというメリットもあります。

複層ガラスの結露対策、断熱性能はどうか

複層ガラス及びペアガラスはどの製品も断熱性能に優れていて結露対策にもなると言われています。一般的な複層ガラス・ペアガラスは中空層に乾燥空気が含まれています。この中空層によって温度の出入りを防ぐことが出来るので外気の影響を受けずらくなります。また窓付近の冷え込みを防ぐことで結露対策にもなります。

中空層によって断熱性能が上がる

より優れた性能を持つ複層ガラスはアルゴンガスが封入されています。アルゴンガスは乾燥空気よりも熱を通しずらい性質があります。そのため高断熱複層ガラスと呼ばれている製品には中空層にアルゴンガスが含まれていることが多いです。また、さらに断熱性能に優れた複層ガラスもあります。それが真空ガラスと呼ばれる製品で、これは文字通り中空層が真空状態になっています。中空層を真空状態にすることで熱を遮るので、現在流通している複層ガラスの中では最も断熱性能に優れています。中村建硝でも真空ガラスを取り扱っているので、断熱性能・結露対策としてかなりお勧めです。

ガラスの間に使われる部材「スペーサー」とは?

複層ガラス・ペアガラスの中空層にはスペーサーが含まれています。スペーサーは中空層の端部にあるパーツのことで、スペーサーをはさんで2枚のガラスを接着させることで複層ガラスとしての体制を維持しています。スペーサーの内部には乾燥材が含まれており中空層の湿気を除湿してくれる機能もあります。スペーサーの材質はアルミもしくは樹脂で出来ています。

複層ガラスと真空ガラスのスペーサーの違い

スペーサーは中村建硝の取り扱い商品である真空ガラス「スペーシア」「クリアFit」にも入っています。ただし真空ガラスの場合、スペーサーの形状はかなり違ってきます。真空ガラスのスペーサーとは極小サイズの丸い物体で中空層の構造をキープするために等間隔で複数個配置されています。これにより従来の複層ガラスよりもさらに薄い中空層(スペーシア・クリアFitの場合0.2ミリ)を実現しています。

スペーサーは破損しやすい

スペーサーの作りが甘いと破損の原因に繋がってしまいます。スペーサーの接着部が年月が経過するごとに劣化してしまい剥がれたり穴が開いてしまうとそこから中空層へ空気が入ってしまいます。空気が漏れると中空層が外気の影響を受けてしまうので断熱・遮熱効果が薄れてしまいます。破損したスペーサーは水蒸気も通してしまい酷い場合には内部結露が発生してしまいます。

スペーサーの破損=寿命

複層ガラスの寿命はスペーサーの劣化が原因とされています。複層ガラスは半永久的に使用できるが特殊な構造なので既存の窓ガラスよりも破損しやすくなっています。そのため複層ガラスを取り扱っているメーカー・工務店では保証期間が設けられています。保証期間内に破損した場合は無償で交換するサービスを実施していることもある。

スペーサーの破損を防ぐためには

スペーサーは熱あるいは湿気が原因で破損してしまいます。たとえ断熱性能に優れた複層ガラスであっても室内の湿度が高いと結露が発生してしまいます。結露がスペーサーに接触すると劣化を引き起こしてしまいます。そのためスペーサーの破損を防ぐためには室内の換気を取ることが重要になります。冬場であっても常に換気を取って、室内に湿気を溜め込まないようにしておけば結露防止に繋がりますしスペーサーの劣化も防ぐことが出来ます。

ヒートショック対策について

複層ガラスやペアガラスはヒートショック現象の対策として大いに役立ちます。ヒートショックとは急激な温度の変化によって体に大きな負担をかけてしまう現象のことです。

ヒートショックを引き起こしやすい場所は冬の浴室です。脱衣所と浴室は多くの住宅において北側に位置している事が多いので冷え込みやすくなっています。そこで入浴するという事はまず冷え込んだ脱衣所で裸になって熱い湯を張った湯船に浸かるということなので、冷え込んだ状態から一気に体温が上昇してしまいます。

その際に気温の急激な変化に体が付いていけず脳梗塞・脳出血・心筋梗塞などを引き起こしてしまう恐れがあります。特に65歳以上のお年寄りは急激な気温の変化に体が対応出来ないので、ヒートショックに非常にかかりやすく救急搬送されるケースも後を絶ちません。ヒートショックは命にかかわってくる問題なので注意が必要です。

対策方法:複層ガラスで断熱性能を上げる

ヒートショック現象への対策は室内の気温差をなくすことです。脱衣所に暖房器具を設置するのも良いですが、複層ガラスやペアガラスを設置する事、内窓を設置して二重窓にすることをおすすめします。中でも断熱性能の高い複層ガラスならば室温の低下を防いでくれるのでヒートショック対策として大いに役立ちます。

特にヒートショック対策として役立つのは高断熱複層ガラスと呼ばれる製品です。一般的な複層ガラスの場合、中空層に乾燥空気が入っています。高断熱複層ガラスにはアルゴンガスが封入されており、一般的な複層ガラスよりも断熱性能が高くなっています。さらに真空ガラスはアルゴンガスよりも断熱性能が高いとされています。

中村建硝では真空ガラス「スペーシア」と「クリアFit」を取り扱っており、これらはトップクラスの断熱性能が期待できるのでヒートショック対策としてピッタリです。また、内窓はYKKプラマードUとLIXILインプラスを扱っております。内窓による断熱性能の向上も非常に有効です。

まとめ

複層ガラスとペアガラスはどちらもほとんど同じ構造ですが、中村建硝で取り扱っている製品は真空ガラス(複層ガラス)となっています。断熱性能にはトップクラスの実力がありますので興味がある方は是非リフォームを検討してみて下さい。

MADOショップ取手東店 窓リフォームマイスターはこちら

http://nakamura-genkan.com/works/