複層ガラスの断熱性能を高めるアルゴンガス

ここ数年、窓の交換リフォームをする住宅が増えてきました。断熱窓にすると、家の断熱性能が一挙に高くなるからです。
中でもアルゴンガスが使われている断熱窓は、非常に高い断熱性を持っています。

アルゴンガスとは?

空気中にはどなたでもご存知の酸素や窒素が存在していますが、この聞きなれないアルゴンガスも微量に存在しています。

空気中に最も多く含まれている成分は窒素(N2)で体積割合は、78.084パーセント、次が酸素(O2)20.9476パーセント、そしてその次に多いのがアルゴンガス(Ar)なのです。しかしその体積割合は、わずか0.934パーセントです。

アルゴンガスは、他の物質と反応しない性質を持っている為、毒性のない不活性ガスとして工業の溶接などにも使われています。
毒性がない不活性ガスなので、日常生活においても、電球や蛍光灯など、身近なものにも使われています。

アルゴンガスが断熱性能を高める理由

アルゴンガスには熱を伝えにくい、空気より重いという性質があります。この性質が複層ガラスの2枚のガラスの間の中空層で気体が流れて熱を発生させる対流を抑える働きをするのです。その結果、複層ガラスの断熱効果が高まります。

複層ガラスには、このアルゴンガスが使われているタイプと乾燥空気が入っているタイプがあります。

断熱窓に使われる複層ガラスの種類と仕組み

 

複層ガラス

「遮熱」「断熱」「防露」「UVカット」の4つの機能の組み合わせ方によって、3種類の基本商品があり、防犯、防災、防音、プライバシー確保などの追加機能も選べます。

複層ガラス

断熱・防露

2枚のガラスの間に乾燥空気、又はアルゴンガスが入っている複層ガラスです。2枚のガラスの間の空気層が熱の流出を抑えるので、暖房効率が高まります。

Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)

遮熱・高断熱・高防露・UVカット

2枚のガラスの間に乾燥空気、又はアルゴンガスが入っている複層ガラスです。2枚のガラスの室外側にLow-E金属膜が張られている為、断熱性能に加えて、太陽の日射熱と紫外線をカットします。

Low-E金属膜は、低放射性能を持つ金属膜です。その為、Low-E金属膜をガラスにコーティングすることで、放射による熱の移動を抑えられるのです。

アルゴンガスとLow-E複層ガラスを組み合わせると、アルゴンガスで対流による熱の発生、Low-E金属膜で放射による熱の移動を抑えるので、二重の断熱効果が得られるのです。

特に、複層ガラスの中空層でおこる熱の移動のうち、約60パーセントは放射によるものです。その為、Low-E金属膜を2枚のガラスのうちの外側につけると、太陽熱の室内への移動を少なくすることができます。

Low-E複層ガラス(断熱タイプ)

高断熱・高防露・UVカット

2枚のガラスの間に乾燥空気、又はアルゴンガスが入っている複層ガラスです。2枚のガラスの室内側にLow-E金属膜が張られている為、暖房の暖かさを逃がしません。

暖房による室内の熱が放射する紫外線をLow-E金属膜がコーティングされたガラスが反射する働きをする為、室内の熱が失われる率を低下させるのです。

日本板硝子の真空ガラス・スペーシア

高断熱・防露・日射取得・日射カット・UVカット・省エネ・プライバシー

非常に高い断熱性能を持つ真空ガラス「スペーシア」。1枚ガラスの4倍の断熱性能があります。古いアルミサッシには複層ガラスが入りませんが、スペーシアなら交換可能です。

 

リフォームでアルゴンガスが使われているタイプの断熱窓に交換できる?

YKK AP

 

かんたんマドリモ 断熱窓

いまある窓枠に新しい窓をかぶせて取付けて、窓をスピード交換します。

トリプルガラス樹脂窓を選ぶと、アルゴンガスの注入された窓ガラスに交換リフォームできます。

トリプルガラス樹脂窓は、樹脂フレームと、アルゴンガスの入ったLow-E複層ガラスの組み合わせで、非常に高い断熱性能を持っています。

かんたんプチリモ 複層ガラス障子へ取替え

現在お使いの窓がYKK APフレミング シリーズの障子であれば、枠はそのままで障子を取り換えるかんたんプチリモができます。

Low-E複層ガラス(断熱タイプ)、Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)、複層ガラスの中から、お部屋の環境に合うタイプが選べます。どのタイプもアルゴンガスを使ったタイプが選べます。

日本板硝子

アルゴンガスが使われているスペーシア21は、残念ながらリフォームには使えません。日本板硝子の複層ガラスでリフォームに使える複層ガラスは、スペーシアとスペーシアクールです。

スペーシアにアルゴンガスは使われていませんが、防露、高断熱、日射取得、省エネ、プライバシー、耐風圧という優れた機能を持っています。

さらに、12ミリ以上の厚みを持つ通常の複層ガラスに比べて、スペーシアの厚みはわずか6,2ミリです。その為、アタッチメントなしで、今あるサッシにそのまま取り付けられます。取り付けが簡単であることに加えて、サッシの処分をしなくて済むので、リフォームの費用が抑えられます。

断熱性能が高い断熱窓へのリフォームが実現すること

夏は涼しく冬は暖かい室内を維持する

窓からは常に冬場は52パーセントの熱が逃げだし、夏場は74パーセントの熱が入り込んでいます。したがって、窓からの熱の出入りを抑えることが、夏の暑さ、冬の寒さをしのぎやすくします。暖房や冷房が効きやすくなるので、電気代や灯油代の節約にも繋がります。

結露の発生を防いで家族の健康を守り、家の劣化を防ぐ

冬になると、外気温の低さと暖房で温められた室内の温度差が結露を発生させます。結露は、アドに水滴がつくだけではなく、室内の湿度を高くします。その結果、ダニやカビが発生しやすくなり、家族の健康に悪影響を与えます。
さらに湿気が住居の構造部に及ぶと、建築部材が腐り、家の寿命が縮まってしまう恐れがあります。

断熱性能の高い窓は、熱の出入りを窓ガラスが受け止めるので、結露が少なくなり、家族の健康と家の寿命を守ります。

ヒートショックを防ぐ

浴室やトイレの窓を断熱窓にすると、暖房をしている部屋と浴室との温度差がかなり解消されます。ヒートショックは暖房がされている部屋と浴室、トイレなど暖房されていない部屋との温度差が身体にショックを与えておこる現象です。断熱窓で浴室やトイレ内の室温の低下を防ぐことが、ヒートショックの予防に繋がります。

アルゴンガスはLow-E複層ガラスと並んで、複層ガラスの断熱性能を高めます。断熱窓に交換リフォームをして快適な生活を実現しましょう。

断熱性能の高い窓に交換リフォームしてみませんか?

窓を断熱性能の高い窓に変えるだけで、暮らしはずっと快適になります。

昭和5年の創業以来、建具だけを専門にしている中村建硝はお客様の暮らしを快適にすることと、お客様との信頼関係を大切にリフォームに関わっている会社です。窓の交換リフォームを検討中であれば、ぜひ簡単お見積りをお試しください。お部屋の向きや室内環境に最も適したリフォームをご提案します。

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