住みながらする窓の断熱 東京での助成金はある?

夏 東向きや南向きに窓のある寝室では、暑くて目が覚めてしまうことがあります。また、リビングの窓が西向であれば、午後は冷房の効率が落ちてしまうこともあります。

冬 暖房をしているのに足元がスースーする、暖房をしていない玄関や浴室、トイレがとても寒く、暖房をしているリビングとの温度差が大きい、起床時、部屋が冷えきっていて辛い、結露が発生するというような状況になることがあります。

このような問題は、家の断熱性が十分ではない為におこります。断熱性が向上すれば、夏涼しく、冬暖かい家、結露が発生しない家が実現します。季節ごとの気温の変化を受け止めて、暮らしやすい室温が維持される環境、結露が発生しない環境が作られるのです。では、断熱性を上げるにはどうしたらよいのでしょうか?

断熱リフォームの種類

断熱リフォームには、天井、壁、床、窓のリフォームがあります。

家の内側からの断熱リフォーム 

  • 室内側から天井に断熱材を取り付ける 1部屋2日程度かかります。
  • 室内側の壁に内側から断熱材を取り付ける 1部屋2日程度かかります。
  • 床下から断熱材を取り付ける 1部屋2日程度かかります。
  • 窓を交換する 1窓 2時間~半日かかります。
  • 新しい窓を取り付けて二重窓にする 1窓 約60分かかります。
  • 窓ガラスを交換する 1窓30分~60分かかります。

家の内側からのリフォームは外側からのリフォームに比べて、工事の期間は短くすみますが、壁に断熱材を貼り付ける際には、家具を移動しなくてはなりません。

一部屋2日程度かかるので、家中を断熱リフォームする場合には、家の広さにもよりますが、2週間前後は見ておく必要があります。

家の外側からの断熱リフォーム

  • 屋根と外壁に断熱材を取り付ける 2週間~1か月かかります。
  • 屋根と外壁を断熱塗装する 1~4週間かかります。

外側から断熱材を取り付けるリフォームは、内側から断熱ボードを貼り付けるリフォームより、高い断熱性が得られます。その反面、足場を組まなくてはならないので、大掛かりな工事になります。

住みながらリフォームをするのは大変

昔のリフォームと比べて、最近のリフォームは壁や窓を壊さずに行う方法がほとんどです。その為、断熱リフォームだけであれば、住みながらリフォームができます。ただし、工事中には通常通りの生活ができるわけではありません。

工事をしている間は、外出しにくく、職人さんにも気を使います。家の内側から断熱ボードを貼り付ける工事をトイレにする場合には、その時間帯はトイレが使えません。また、資材搬入などで職人さんの出入りが多いので、ドアの開閉が頻繁になり、冬は室内がとても寒くなってしまいます。

夏はエアコンがつけられないので暑さを我慢しなくてはなりません。他の部屋にいても、工事の音は聞こえてくるので、ペットが神経質になってしまうこともあります。外側からのリフォームでは、このようなことは起こりませんが、足場が組まれているので、窓からの視線が気になり落ち着きません。洗濯物をベランダに干すこともできません。また、断熱塗装の場合には、天候に左右されるので、雨の日が続くと、工事が予定より遅れてしまいます。

住みながらできる窓の断熱リフォーム

窓の断熱リフォームは、その他の断熱リフォームに比べると非常に手軽にでき、しかも効果が高いことが特徴です。面積の広い壁や、夏の直射熱を受け止める屋根、冬の冷気が這い上がってくる床を断熱した方が、断熱効果は高いだろうと考える人は少なくありません。面積の小さい窓を断熱したところでそれほどの断熱効果は望めないと考えるかもしれません。

しかし、そんなことはありません。家の中に入ってくる熱も、家から出ていく熱も半分以上は窓から出入りしています。冬、暖房で暖めた空気や、浴室の暖かい空気が窓から逃げていく率は全体の50パーセント以上もあります。窓と比べてはるかに広い面積の外壁からは19パーセント、床からは9パーセント、屋根からは5パーセント程度しか熱は逃げていないのです。

夏、家の中に入ってくる暑さのうち70パーセント以上が窓からの熱です。太陽の光を直接受けている屋根からは僅か6パーセント、外壁からは12パーセント、床からは3パーセント程度しか入ってきていません。

その為、窓のリフォームが最も家の断熱性の向上に効果が高いのです。しかも、他の部分のリフォームに比べて工事期間が短いことも大きな見る魅力です。家中の窓をリフォームしたとしても、1日、窓の数が多かったとしても2日あれば完了します。しかも、家具を動かす必要がありません。また、2階の窓であっても足場が必要ないので、費用も嵩まず、工事当日に洗濯物を干すこともできます。

助成金を利用する方法

窓の断熱リフォームに対して東京都が助成事業を行っていることをご存知ですか?これは、家庭でのエネルギー消費を削減する為に2017年に始められた事業で、2020年3月まで申請できます。

既存住宅における高断熱窓導入促進事業

現在使っている窓を高断熱窓に改修するリフォームに対し、その経費の一部が助成されます。

事業の概要

  • 助成総額
    (平成29年~31年度まで)          24.75億円
  • 助成対象者
    (1)都内に住宅を所有する個人・法人及び管理組合
    (2)上記(1)と共同で申請するリース事業者
  • 申請期間
    平成29年8月28日(月)から平成32年3月31日(火)まで
  • 助成対象製品
    高断熱窓(窓・ガラス)
    ※経済産業省の「高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業」において、執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)に補助対象製品として登録されている窓及びガラスが対象となります。
  • 助成額
    助成率   助成対象経費の1/6 ※100円未満切り捨て
  • 上限額
    1住戸当たり500,000円
    ※ただし、助成対象経費に国からの 補助事業による補助金を充当する場合にあっては、助成対象経費の2分の1の額から当該補助金の額を控除した額と上記の額を比較して小さい方の額を上限とします。
  • 助成対象経費
    材料費   高断熱窓の購入等に必要な経費工事費   高断熱窓の設置と不可分な工事に必要な経費
    ※公社が交付決定をした日の前に工事又は契約締結したものに係る経費は、助成対象とはなりません。
  • 助成要件
    (1)1つ以上の居室において、設置される全ての窓について、内窓の取付け又は外窓若しくはガラスの交換を実施すること。
    ※最低、1居室の全ての窓を改修してください。1居室の全ての窓改修と同時に他の居室又は廊下、玄関その他の非居室(以下「その他の部屋等」という。)の改修を行う場合、その他の部屋等の窓は1枚以上の改修で構いません。(2)都内の既存住宅において、平成29年4月1日以降に新たに高断熱窓を設置すること。
  • 申請手続きの流れ
  1. 断熱リフォームの見積もりを取り、交付申請書を提出し、交付決定通知書を受け取る
    注意! 交付決定通知書を受け取る前に工事が開始されると、助成金の対象外となってしまいます。
  1. 工事が終了し、支払いが完了してから実績報告を提出し、助成金額確定通知書受け取る
  2. 交付申請書を提出すると、指定口座に助成金が振り込まれます。

窓の断熱リフォームの方法

窓の断熱リフォームには3つの方法があります。

内窓をつける

【かんたんマドリモ 内窓 プラマードU】

いまある窓に内窓を取付けて二重窓にするリフォームです。今ある窓のサッシがアルミサッシでも、新しくつける内窓は断熱性が高く、気密性を高める構造の樹脂サッシです。したがってガラス部分だけではなく、サッシ部分の断熱性と気密性も高まります。また、サッシの色を内装に合わせて選べるので、お部屋の印象が明るくなります。二重窓には防音、遮音性能があるので、外からの騒音が聞こえにくくなります。また、

【かんたんマドリモ 内窓 Life U】

いまある窓に内窓を取付けて二重窓にするリフォームです。プラマードUに比べて、奥行きが40mmと狭いので、いつ内への出っ張りが抑えられます。その為、浴室やキッチンにも取り付けられます。断熱効果はプラマードUと同じ高さがあります。

かんたんマドリモ 窓交換

複層ガラスと樹脂サッシが組み合わされた窓と、今ある窓を交換するリフォームです。大きい窓を小さい窓に変えることもできます。

ガラスだけ交換

今使っているサッシのまま、ガラスだけアタッチメント付複層ガラス、又は薄い複層ガラスに交換する方法です。断熱効果がより高くなるLow-E複層ガラスも選べます。

断熱窓にリフォームすると、健康リスクを抑えるだけではなく、日々の暮らしが快適になり、冷暖房の効率が良くなるので電気代も節約できます。

断熱リフォームをお考えなら、断熱窓へのリフォームをおすすめします。

窓リフォームのことで迷っていることやわからないことがあれば、何でもご相談ください。

窓の交換で断熱性を上げ、季節ごとの暑さや寒さ、結露を抑えることに加えて、リフォームの方法によって耐震性、防犯性、防音性も同時に向上させることができます。

昭和5年の創業以来、建具だけを専門にしている中村建硝はお客様の暮らしを快適にすることと、お客様との信頼関係を大切にリフォームに関わっている会社です。窓の交換リフォームを検討中であれば、ぜひ簡単お見積りをお試しください。お部屋の向きや室内環境に最も適したリフォームをご提案します。

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