「東京」「茨城」「千葉」「埼玉」で断熱窓へのリフォーム/室内環境に影響する窓の構造とデザインも考えてする窓のリフォーム
窓と室内環境の関係
新築の家では、断熱性を高める為に、天井や壁、床に断熱材を入れる方法がとられます。リフォームで、家の断熱性を高める場合は、その方法よりも、窓の交換の方が向いています。その理由は、主に3つあります。
- 窓が室内の暑さ寒さに大きな影響を与える
- 屋根、壁、床の断熱リフォームに比べて手間がかからない
- 屋根、壁、床の断熱リフォームに比べて費用を抑えられる
住宅の外側を覆う部分は、屋根、壁、床、そしてドアや窓などの開口部です。この中で、最も薄い部分は、窓です。屋根や壁、床は、ガラスより、ずっと厚みがある上に、断熱材が使われています。
しかも、従来の木造住宅では、木材と瓦屋根という熱を通しにくい建材が使われています。近年では、金属系の素材の屋根や、コンクリートなど、熱を通しやすい建材も使われてはいますが、ガラスの比ではありません。
従って、面積は狭いのですが、熱を侵入させたり、逃がしたりしてしまう割合は、窓が最も多いのです。
冬、室内が冷えるのは、暖房の熱が窓から逃げてしまうからです。YKK APが算出したデータでは、約52パーセントの熱が、窓から失われてしまいます。
夏、室内がエアコンをつけても涼しくならないのは、窓から太陽の熱が、侵入してくるからです。最も太陽に近い屋根からは6パーセントであるのに対して、窓からは74パーセントの割合で、太陽の直射熱が、入り込んできます。
高齢者にとって、寒い浴室は、健康に深刻な影響を与えるリスクを孕んでいます。暖房をしている部屋と、浴室や脱衣所との室温の変化が、血圧の急激な上昇と下降に繋がるからです。その結果、脳や心臓への血流が滞り、場合によっては、命にかかわることもあります。
家全体の断熱性を上げ、家の中の温度が、どこへ行っても一定であることが理想です。ただ、家中の断熱リフォームをするのは、予算的に難しいという場合には、浴室の窓を断熱化するだけでも、かなり健康リスクを下げられます。
複層ガラスには、夏に太陽の直射熱と紫外線をカットする効果のある遮熱タイプと、冬に日差しの暖かさをしっかりと取り込む効果のある断熱タイプがあります。西日が強く当たる窓には遮熱タイプ、南向きの窓には、断熱タイプの複層ガラスが向いています。
西日が当たる部屋は、家具や畳も、褪色しやすい環境ですが、遮熱タイプの複層ガラスにすると、褪色が抑えられます。
断熱窓の構造
窓は、壁についている枠とガラス、ガラスを囲っている枠の組み合わせです。
ガラスの種類はもちろんですが、枠の素材と枠の構造によっても、断熱性の高さが変わります。
断熱窓に使われるガラスの構造
- 複層ガラス 2枚のガラスの間に、空気の層が入っているガラスです。 空気の層が、熱の伝わりを抑えます。
- Low-E複層ガラス 遮熱タイプ 2枚のガラスのうち、室外側にLow-E金属膜が、コーテイングされている為、日差しや紫外線をカットします。
- Low-E複層ガラス 断熱タイプ 2枚のガラスのうち、室内側にLow-E金属膜が、コーテイングされている為、日が短い冬の期間にも、暖かい日差しを採り込みます。
- トリプルガラス Low-E金属膜がコーテイングされている2枚のガラスと、単体ガラス1枚、合わせて3枚のガラスを組み合わせたガラスです。ガラスの間には、空気よりも熱の伝わりを防ぐアルゴンガスが入れられています。
断熱窓に使われるガラスを囲む枠の構造
- 複合フレーム 室外側にアルミフレーム、室内側に樹脂が使われた枠です。
- 樹脂フレーム 両側が樹脂で作られた枠です。
断熱性の高さは、樹脂フレームが最も高く、次が複合フレームです。アルミサッシには、ほとんど断熱性がありません。
カバー工法による窓交換
ガラス交換だけをしても、窓のサイズが大きければ、十分な効果が得られないこともあります。そのような場合には、窓のサイズを小さくし、さらに熱を逃がさず、冷気を侵入させないガラスが組み込まれた窓にすれば、室内の寒さを解決できます。
窓交換でより断熱効果を上げる方法
- Low-E複層ガラスに替える 複層ガラスの中でも、Low-E金属膜が張られているLow-E複層ガラスにするとより断熱効果が高まります。
- サッシを変える 熱を移動させやすいアルミサッシから樹脂サッシに替えるとより断熱効果が高まります。
- 開閉方法を変える 一般的に最も多く使われている開閉方法の窓は、使い勝手の良い引き違い窓ですが、隙間風が入りやすい窓でもあります。その為、縦すべり出し窓、横すべり出し窓などの気密性の高い窓に交換すると、より断熱効果が高まります。窓交換リフォームでは、窓のサイズ、窓の開閉方法、ガラスの種類などが自由に選べます。
内窓設置
隙間風が気になるというような場合には、内窓を設置する方法があります。せっかくリフォームするなら、費用がかかっても確実に効果を得たい、窓の開閉が二重になっても寒いよりはずっと良いというお考えの方に向いている方法です。
YKK AP プラマード
LIXIL インプラス
ガラスを交換
窓ガラスが熱を通さないガラスであれば、熱を逃さず、冷気の侵入を抑えられます。ガラスだけ交換する方法は、工事時間も費用も最も少なくて済む方法です。
完璧は望まないが、手軽にリフォームしたいという方に向いています。
アタッチメント付き複層ガラス
現在使っているアルミサッシにぴったり収める為のアタッチメントがついている複層ガラスです。より断熱効果を高めるLow-E複層ガラスも選べます。
また、日中の陽射しや、外部からの視線を遮りたいという場合には、ブラインド入り複層ガラスも選べます。ブラインド入り複層ガラスは、2枚のガラスの間にブラインドが組み込まれた複層ガラスです。ブラインドの角度を調節して、日当たりや視線を入り方が調整できます。
真空ガラス スペーシア
2枚のガラスという構造でありながら、一般的なアルミサッシに収まる薄さの真空ガラスです。2枚のガラスの間にある真空が熱の移動を妨げるので、単体ガラスの約4倍の断熱性能があります。
窓のデザインと室内環境の関係
複層ガラスの出窓でも、アルミサッシが使われていると、結露は防げません。出窓の結露を放置しておくと、壁についている枠や、周辺の壁を劣化させてしまう恐れがあります。アルミサッシから、樹脂サッシの断熱窓に交換リフォームをすれば、出窓の結露が防げます。
また、風通しの悪い引違い窓は、ウィンドキャッチャーとも呼ばれる縦すべり出し窓に、交換すると、壁に沿って通り過ぎていた風が、窓ガラスにあたって、室内に入ってきます。
窓の交換リフォームでは、開閉方法の違うデザインの窓に替えることもできます。
窓サッシの交換にかかる費用
窓サッシの交換にかかる費用は、交換の方法によって変わります。ガラスだけ交換する方法が、最も費用を抑えられます。反対に窓交換は費用が嵩みますが、長い目で見ると、月々の光熱費がより多く抑えらます。
窓交換を検討しているけれど、実際に電話で問い合わせるのはハードルが高いと感じている場合でも、ネットでの見積もりなら気軽に調べられます。
費用が抑えられる方法はガラスだけ交換、次が二重窓、そして窓交換です。窓の大きさ、窓の開閉方法、サッシやガラスのグレードによって、費用も効果も変わります。交換したい窓のサイズを計って、ネットで見積もりをしてみてはいかがですか? →戸建て専用 見積りシミュレーション
「東京」「茨城」「千葉」「埼玉」で断熱窓への交換リフォームをお考えの方へ
断熱窓への交換リフォームは、毎日の暮らしを快適にするとともに、健康にも大きく貢献します。ご予算、ご要望に応じて様々な窓交換の方法があります。ぜひ断熱窓へのリフォームをご検討ください。
窓リフォームマイスターは、「東京」「茨城」「千葉」「埼玉」での窓交換のリフォームを、すべて自社グループで行う工事で請け負っています。
直接仕入れ、直接工事の為の適正価格でのリフォーム工事です。断熱リフォームを検討中であれば、ぜひお見積りをなさってみてください。
窓リフォームのことで迷っていることやわからないことがあれば、何でもご相談ください。
窓の交換で断熱性を上げ、季節ごとの暑さや寒さ、結露を抑えることに加えて、リフォームの方法によって耐震性、防犯性、防音性も同時に向上させることができます。
昭和5年の創業以来、建具だけを専門にしている中村建硝はお客様の暮らしを快適にすることと、お客様との信頼関係を大切にリフォームに関わっている会社です。窓の交換リフォームを検討中であれば、ぜひ簡単お見積りをお試しください。お部屋の向きや室内環境に最も適したリフォームをご提案します。
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