「子供が受験のため、ピアノの練習時間が長くなり、ご近所への迷惑が心配」
「犬を飼い始めたが、まだ子犬なので、絶えず吠えていて、家の中で飼っているとはいえ、外に響いているに違いないと思うと、気になる」
家の中からの音が、外に響いてしまうと、ご近所に迷惑になっているのではないかと、心配になってしまいます。
反対に、周辺からの騒音が、気になる場合もあります。
「近くに商業施設ができ、騒音が気になる」
「寝室の窓が鉄道の線路に面している」
くつろぎの場である家の中で静かに過ごせないと、ストレスが溜まってしまいます。
どちらのケースであっても、音の出入りが抑えられる家であれば、問題は解決します。防音と考えると、防音工事と多くの人が考えます。その中には、費用がかさむのであきらめてしまったという人も、少なくないでしょう。
実は、窓のリフォームでも、防音ができます。しかも、同時に断熱や遮熱もできます。静かな環境に加えて、冬は暖かく、夏は涼しい部屋、結露しない窓が実現し、快適な暮らしが手に入ります。
窓が防音に効果的な理由
飛行場の周辺にある住宅には、航空機騒音による障害を防ぎ、快適な生活環境を調える為には、天井や壁、サッシを、防音できるタイプに替えなくてはなりません。この場合は、国の防衛局から、補助金が交付されます。補助金受給は、防音工事を行った際、防音サッシを使っていることが、交付条件の一つです。これは、壁や屋根だけ防音しても、窓の防音ができていなければ、家に侵入してくる騒音は防げないからではないでしょうか?
音の出入りのほとんどは、窓を通ります。窓ガラスは、壁や屋根に比べると、極めて薄いからです。薄いガラスと、サッシの隙間から、外部の騒音が家の中に侵入し、家の中の生活音は、周辺に拡散されます。したがって、もし窓からの音の出入りを防げれば、防音ができる家になるのです。例えば、地下室や、窓のない部屋は、外部の騒音に煩わされることはありません。また、専門的な楽器の練習用の部屋には、窓がありません。
しかし、日常的に暮らす部屋に、窓がないのは、精神的にも、身体的も健康に、良くない影響を与えます。窓のある部屋でも、健康的で、騒音に煩わされない環境を作らなくてはなりません。その為には、窓の防音性、遮音性を高める窓のリフォームが、高い効果が得られ、費用も抑えられるので、最適です。
防音工事と防音パネルと二重窓の特徴とリフォーム費用の比較
防音工事では、天井には防音吊天井、壁には遮音パネル、床には吸音材を使った浮き床、ドアには防音ドアなどを設置して、防音します。防音に使う材料のグレードによって、費用には幅があります。6畳程度のピアノや、バイオリンなどの練習室にかかる費用は、200~300万円かかります。プロの演奏家や、ピアノ教室、夜間まで長時間練習する場合には、このような設備が必要です。
反対に、窓の内側に組み込んで使う防音ボードを使う、という方法もあります。この方法は、防音工事より、はるかに抑えた費用で、防音ができます。工事も必要ありません。使いたい時に、パネルを窓にはめるだけです。幅274~365cm 高さ180~200cmのサイズで、25万円程度です。ただし、防音ボードによって、窓が塞がれるわけですから、室内は暗くなります。雨戸やシャッターを、窓の内側につけたような状態になるということです。夜間は気になりませんが、昼間は、窓からの光があってこその快適な室内です。
二重窓へのリフォームは、今ある窓の内側に、新しい窓をつける方法です。今ある窓と、新しい窓の間の空気層が、出入りする音を反復させるので、音が出入りする率が、極めて低くなります。また、新しい窓を、樹脂サッシの窓にすると、隙間風と一緒に、出入りする音を防げます。アルミサッシの場合、組み立て式で作られているため、サッシとガラスの間を空気が通ってしまい、音と熱も一緒に出入りしてしまいます。しかし、樹脂サッシの場合、ガラスとサッシが繋がって作られています。したがって、気密性が高く、音も熱も通しません。
二重窓のリフォームの場合、幅201〜300cm・縦181〜220cmのサイズでは、窓の機能によって幅がありますが、引き違い窓・複層ガラスの二重窓では、工事費込みで、83,640円です。
防音効果に加えて、断熱効果も得られる二重窓
二重窓へのリフォームでは、防音だけが目的の場合、単体ガラスの内窓設置という方法もあります。ただ、二重窓にするだけでは、断熱効果は上がりません。せっかく工事をするなら、断熱効果がある内窓がおすすめです。断熱効果のある内窓とは、複層ガラス、またはLow-E複層ガラスの内窓です。
窓のリフォームには、窓交換、ガラス交換というリフォームの方法もあります。また、複層ガラスの中には、共振を抑えて遮音する異厚複層ガラスという機能ガラスもあります。窓交換、またはガラス交換で、異厚複層ガラスにリフォームすればいいのでは?とお考えになる人もいると思います。しかし、残念ながら、異厚複層ガラスは、リフォームでは交換できないガラスです。したがって、窓のリフォームで防音・遮音効果を得られるのは、内窓を設置して、二重窓にする方法しかありません。
また、複層ガラスなら、それだけで2枚のガラスに間に、空気層があるのだから、防音できるのでは?と考える人もいらっしゃるでしょう。確かに、複層ガラスの2枚の間の空気層があります。しかし、残念ながら、この空気層は、熱の伝わりは防ぎますが、防音、遮音には役立ちません。反対に、共鳴して、音が大きくなってしまうことさえあります。
壁に埋め込まれている窓枠の額縁部分の奥行が狭いから、内窓は設置できそうもない…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大抵は設置できます。今ある枠に、ふかし枠を取り付けて、額物部分の奥行を、広げられるからです。ガラスとガラスの間の空気層が、大きいほど防音効果が高まるので、できるだけ、今ある窓と、内窓との間の幅は、広いしたいところです。窓リフォームマイスターで、二重窓のリフォームをする場合には、今ある窓枠の状況に合わせて、最適な内窓設置の方法を、ご提案します。
■ 二重窓にできる窓のタイプ
引き違い窓、FIX窓、内開き窓、開き窓テラス
■ 二重窓に使えるガラスの種類
- Low-E複層ガラス 遮熱タイプ 日差しの強さと紫外線をカットする複層ガラスです。夏、陽射しが強すぎて、冷房が効きにくい部屋に向いています。結露も防ぎます。
- Low-E複層ガラス 高断熱タイプ 陽射しを採り込みつつ、暖房の熱を逃がさない複層ガラスです。日当たりが悪く、冬は冷え込む部屋に向いています。結露も防ぎます。
- 複層ガラス 基本の複層ガラスです。2枚のガラスの間の空気が、熱の伝わりを防ぎます。結露も防ぎます。
- 単板ガラス 熱の伝わりを防ぐ効果はありません。
■ ガラスの機能による費用の差
- 幅101〜150cm・縦81〜120cmの引き違い窓の場合
Low-E複層ガラス (断熱・遮熱タイプ) | 工事費込み ¥38,640(税別) ※窓枠が7cm以下の場合ふかし枠が別途必要になります |
複層ガラス | 工事費込み ¥30,360(税別) ※窓枠が7cm以下の場合ふかし枠が別途必要になります |
単板 透明3ミリ | 工事費込み ¥22,740(税別) ※窓枠が7cm以下の場合ふかし枠が別途必要になります |
- 幅101〜150cm・縦121〜140cm FIX窓の場合
Low-E複層ガラス (断熱・遮熱タイプ) | 工事費込み ¥36,600(税別) ※窓枠が5cm以下の場合ふかし枠が別途必要になります |
複層ガラス | 工事費込み ¥28,740(税別) ※窓枠が5cm以下の場合ふかし枠が別途必要になります |
単板 透明3ミリ | 工事費込み ¥21,840(税別) ※窓枠が5cm以下の場合ふかし枠が別途必要になります |
内窓を設置して二重窓にする場合、カバー工法という壁を壊さない工事でリフォームします。カバー工法には、廃材が少ない、2階の窓であっても足場がいらないというメリットがあります。一つの窓につき、約1時間で工事が完了します。
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断熱窓への交換リフォームは、毎日の暮らしを快適にするとともに、健康にも大きく貢献します。ご予算、ご要望に応じて様々な窓交換の方法があります。ぜひ断熱窓へのリフォームをご検討ください。
窓リフォームマイスターは、「東京」「茨城」「千葉」「埼玉」での窓交換のリフォームを、すべて自社グループで行う工事で請け負っています。
直接仕入れ、直接工事の為の適正価格でのリフォーム工事です。断熱リフォームを検討中であれば、ぜひお見積りをなさってみてください。
窓リフォームのことで迷っていることやわからないことがあれば、何でもご相談ください。
窓の交換で断熱性を上げ、季節ごとの暑さや寒さ、結露を抑えることに加えて、リフォームの方法によって耐震性、防犯性、防音性も同時に向上させることができます。
昭和5年の創業以来、建具だけを専門にしている中村建硝はお客様の暮らしを快適にすることと、お客様との信頼関係を大切にリフォームに関わっている会社です。窓の交換リフォームを検討中であれば、ぜひ簡単お見積りをお試しください。お部屋の向きや室内環境に最も適したリフォームをご提案します。
ネットの見積もりは不安という方も多いと思います。窓リフォームマイスターでは、お見積を頂いた方に、営業メールや、営業電話をすることは、一切ありません。
また、見積もり後、現地調査に伺った際には、お客様のご要望、窓の状況、周辺の環境などを丁寧に調査します。安心してお見積をご利用ください。
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